基礎代謝という言葉を聴いたことのある方は多いと思います。
基礎代謝とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために体が自動的に行う活動に必要なエネルギーのことです。
相当するエネルギー量は、成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、一日に女性で約1,200キロカロリーで、男性で約1,500キロカロリーとされています。
消費量は骨格筋、肝臓、脳が半分以上を占める。
と、ここまでは基礎代謝についての情報です。
つまり、何もしていなくても消費されるエネルギーのことですので、この数値が高ければ高いほど、太りにくいと言うことです。
この基礎代謝に影響を与える因子も存在します。
その一例をここに書いてみようと思います。
まず、先ほど述べたように男性のほうが基礎代謝が高くなります。
これは一般的に男性が筋肉質であるためです。
筋肉は活発に働く組織が多く存在するのです。
次に夏より冬のほうが基礎代謝量が上昇します。
これは冬は寒いため、身体が熱生産(ふるえ等)をするためです。
だからといって、冬に食べ物を食べ過ぎると意味が無いですので注意ですw
最後に食材に関してですが、炭水化物や脂質を摂取するより、タンパク質を摂取したほうが、身体の消費エネルギーを増加させ、基礎代謝を上昇させることに繋がります。
タンパク質はSDA(特異動的作用)がおおきいためです。
このSDAとは食事誘導性熱代謝とも呼ばれ、食物を摂取することによって消化機能が活発に働き、そのことでエネルギー消費が発生することです。
これが低い人はやはり太りやすいです。
ちなみに、SDAは朝よりも夕方や夜のほうが少なくなるようで、夜の食事を控えめにしたほうがいい理由にもなっています。
これらのことに気をつけていけば、自然に痩せやすい体質に変わると思いますよ。
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