そういえば最近、カロリーゼロとかノンカロリーとの表示を良く見かけますよね?飲んでみると確かに甘いです。でもこれは本当にカロリーが0kcalなのかとふと思いました。
そこで色々しらべてみると、健康増進法の栄養表示基準にしたがってカロリー数が表示されているそうです。この基準に従うと、飲料100ml(食品の場合は100g)あたり→5kcal未満であれば「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」と表示することができるのです。つまり、完全に「0kcal」でなくても良いということなのです。
ところで、「カロリーゼロ」の表示は、本当にカロリーゼロのものだけを言えばいいのに、なぜカロリーがゼロでないのに「0kcal」と表示できるのでしょうか。
それは、成分を検出する際に誤差が生じることがあるそうで、5kcalを誤差以内と考えているようです。成人1日の摂取量を考えると、微量なカロリーは大した問題ではないということなのでしょうが、カロリーを気にする人にとってはちょっと・・・って考えますね。
さらに気になるのは甘さを出すメカニズムです。それは「難消化性糖質」という、小腸で消化吸収されない甘味料を使うことで、カロリーを抑えつつ、甘さを出す事ができるのだそうです。
ちなみに、100mlあたり→20kal未満であれば、「カロリーオフ」「低カロリー」と表示が可能です。また、糖類(砂糖や果糖、乳糖など)が100ml あたり0.5g未満のものであれば「ノンシュガー」「無糖」「シュガーレス」と表示できます。さらに、飲料100mlに対して→糖類が2.5g以下であれば「糖分控えめ」「低糖」と表示可能です。
「砂糖不使用」の表示は、砂糖を使っていませんというそのままの意味です。しかし、果糖や乳糖など、砂糖以外の甘味料や糖類を使用していても良いのです。
ちょっと難しい話でしたが参考になりましたか?
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